「駒沢オリンピック公園って、そもそも何時から何時まで開いているんだろう」。出発直前にスマホで検索して、いまいちスッキリした答えが出てこなかった経験はありませんか。公園そのものは常時開園なのに、園内の運動施設やトレーニングルームには別の営業時間と休館日があり、さらに駐車場は駐車場で4ヶ所それぞれ条件が違う。調べる対象が三層に分かれているので、検索してもピンポイントの答えにたどり着きにくいのです。
正直なところ、私も一度やらかしています。日曜の昼前、家族でジャブジャブ池目当てに車で向かったのですが、駒沢通り沿いの「きりんさんパーキング」がすでに満車。そのまま自由通り側の第一駐車場へ回ろうとしたら、その自由通りが動かない。結局、公園の外周をぐるっと一周する羽目になり、停めるまでに40分近くかかりました。あとから知ったのですが、土日祝の自由通り・駒沢通りは公式サイトが名指しで渋滞に触れているレベルの混雑区間です。知っていれば電車にしていました。
この記事では、当日そのまま動けるところまで情報を落とし込みます。駐車場4ヶ所の台数・料金・営業時間の違い、入園無料の範囲と有料になる施設、駒沢大学駅からバスで行く場合の系統名と下車バス停、高速の最寄りICからの距離、混雑しやすい時間帯と狙い目、そして目的別の所要時間の内訳。最後に、公園まわりで拠点にしやすい世田谷区内の宿も2軒紹介します。
駒沢オリンピック公園の営業時間と休園日

写真: itoshin87 / Public domain(Wikimedia Commons)
公園は常時開園、ただし施設には営業時間がある
結論から書くと、駒沢オリンピック公園そのものに「開園時間」はありません。東京都公園協会の案内では常時開園、入園料も無料です。夜のジョギングコースに人が絶えないのはこのためで、仕事帰りに走りに来る人が普通にいます。ゲートが閉まって入れない、という心配は基本的に不要です。
一方で、陸上競技場・体育館・屋内球技場・テニスコート・トレーニングルームといった運動施設は、それぞれ利用時間が決まっています。たとえばトレーニングルームは平日9時〜21時30分(最終入場20時30分)、土日祝は7時30分〜21時(最終入場20時)という区分。土日のほうが朝早くから開く点は、意外と見落とされがちです。利用料は2時間500円の都度利用ができます。
ここが混乱しやすいポイントなので整理しておくと、「公園を散歩する・走る・芝生で過ごす」だけなら時間も料金も気にしなくてよく、「建物の中に入る」場合だけ時間と料金を確認する、という切り分けになります。
休園日と年末年始の扱い
公園エリアに休園日はありません。年末年始も広場やジョギングコースは歩けます。閉まるのは管理所と各運動施設のほうで、年末年始は休業となります。元日に初日の出がてら園内を歩くのは可能でも、トイレや管理所の一部が使えない前提で動くのが無難です。
やっかいなのが、年末年始以外の休館日です。運動施設の休館日は毎月1〜3回程度、不定期に設定されています。第◯月曜といった分かりやすい規則ではないため、「先月は開いていたから今月も同じ日」という推測がまったく効きません。しかも施設全体が休みになる日と、個人利用のみ休止になる日の2種類があります。
トレーニングルームやプールを目当てにするなら、出発前に公式サイトの休館日カレンダーを必ず見てください。ここだけは、この記事を含めどんなまとめ記事でも代替できない部分です。
イベント開催日は普段と勝手が違う
駒沢公園は、マラソン大会・フリーマーケット・ラーメンイベントなどの会場として頻繁に使われます。開催日は中央広場や周回路の一部が使用中になり、ジョギングコースが一時的に通行制限されることもあります。
「いつも通り走りに行ったら大会で走れなかった」というのは、常連でもたまにやる失敗です。土日に行くなら、イベントカレンダーを一度のぞいておくと安心。イベント開催日の細かい規制範囲は当日の運用で変わるため、公式サイトで要確認としておきます。
駐車場情報とアクセス方法
公式駐車場は4ヶ所、条件がそれぞれ違う
公園の駐車場は4ヶ所あり、料金体系はほぼ共通です。普通車は1時間まで400円、以降30分ごとに200円、入庫後12時間の最大料金は1,600円。支払いは現金・クレジットカード・電子マネーに対応します。障害者手帳をお持ちの方は無料です。
違うのは台数と営業時間です。自由通り沿いの第一駐車場が181台で24時間営業。駒沢通り沿いテニスコート側の第二駐車場は42台で24時間営業、バスは不可。陸上競技場側の専用駐車場は61台で24時間営業。そして屋内球技場そばのきりんさんパーキングが普通車225台と最大規模で、大型バス5台も収容できますが、ここだけ7時〜23時(最終入庫20時)と時間制限があります。
個人的なおすすめは、目的地が公園北側・東側なら第一駐車場、球技場や体育館側ならきりんさんパーキング。ただし夜まで滞在する予定なら、最終入庫20時のきりんさんパーキングは避けて24時間営業のほうを選ぶのが安全です。合計500台規模とはいえ、休日の昼は普通に埋まります。
満車だったときの逃げ道
公式駐車場が満車のとき、公園周辺にはタイムズなどのコインパーキングが点在しています。ただし駒沢公園に隣接する区画は住宅地で、1台〜数台規模の小さな駐車場が中心。数十台規模のまとまった受け皿はないと思ってください。料金相場は時期や運営会社で変動するため、当日アプリで空車状況を見るのが確実です。
現実的な回避策は3つ。ひとつは時間をずらすこと。午前9時台までに入れば、休日でも公式駐車場に停められる可能性が高いです。ふたつめは、12時間最大1,600円という上限を活かして朝から停め、半日遊ぶ使い方。3つめは、そもそも車をやめること。渋滞に30分使うくらいなら、電車のほうが速い立地です。
電車・バスと、車でのアクセス
公共交通なら東急田園都市線の駒沢大学駅が最寄りです。「公園口」から地上に出て自由通りを南へ直進すると、陸上競技場まで徒歩15分ほど。園内は広いので、目的の施設によっては20〜25分かかります。荷物が多い日や子連れなら、駅前「駒沢大学駅前」バス停から東急バス渋11系統(田園調布駅行き)で約4分、「駒沢公園東口」または「東京医療センター前」下車、徒歩1分が圧倒的に楽です。渋82系統なら「駒沢公園西口」下車で徒歩1分。渋谷駅や恵比寿駅からも東急バスで直接アクセスできます。
車の場合、首都高速3号渋谷線の用賀ICから約3km、三軒茶屋出入口から約2.5km、第三京浜道路の玉川ICから約3km。距離だけ見れば5〜10分の道のりですが、土日祝は自由通り・駒沢通りが混みます。公式サイト自身が休日の公共交通利用を推奨しているくらいなので、所要時間は倍を見ておくくらいでちょうどいいです。
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入場料金と割引・クーポン
基本は無料、有料になるのはどこか
入園料は無料です。約41万平方メートルの園内を歩くのも、ジョギングコースを走るのも、芝生でお弁当を広げるのもお金はかかりません。都内でこの規模の公園がまるごと無料というのは、あらためて考えるとかなり贅沢な話です。
お金が発生するのは、運動施設を使うときと駐車場です。トレーニングルームは2時間500円の個人利用があり、体育館やテニスコート、球技場は団体貸切の予約制。プールなどの個人利用料金は施設ごとに設定されているため、正確な金額は公式サイトで要確認としてください。
ドッグランは約1,200平方メートルの広さがあり、事前の利用登録が必要なものの、登録料・利用料ともに無料です。愛犬連れなら登録手続きの要否を先に済ませておくと、当日そのまま遊べます。
お得に楽しむ考え方
入園無料の施設なので、いわゆる割引券やクーポンは基本的に存在しません。節約が効くのは駐車場のほうです。12時間最大1,600円という上限設定は、都心の時間貸しとしてはかなり良心的。短時間で出入りを繰り返すより、朝入れて半日腰を据えるほうが単価は下がります。
もうひとつ、徒歩・自転車で来られる距離に泊まるという手もあります。世田谷区内の宿から歩く、あるいは駒沢大学駅まで一駅移動する形にすれば、駐車場代も渋滞ストレスもゼロ。年間パスポートのような制度は、入園無料の性質上そもそも設定がありません。
事前WEBチケットは必要か
公園の入園に事前WEBチケットは不要です。予約なしでふらっと行って大丈夫。ただし運動施設の団体利用は抽選・申込制で、個人利用も混雑時は入場制限がかかることがあります。
陸上競技場でのスポーツイベントやコンサート等が開かれる日は、その興行ごとに別途チケットが必要です。公園に入るのは無料でも、会場内は有料という二層構造。イベント目当てで行くなら、主催者側の案内を確認してください。
混雑状況と所要時間
混みやすい時期と時間帯
一年でいちばん混むのは、やはり桜の時期です。陸上競技場近くの自由広場から補助競技場の北側、軟式野球場付近にかけてが花見の名所で、週末は場所取りの人で朝から埋まります。次いでゴールデンウィークと、秋の気候が落ち着いた10〜11月の土日。夏はジャブジャブ池目当ての家族連れで、児童公園エリアが局所的に混雑します。
時間帯で言うと、休日の10時〜15時がピーク。ジョギングコースは一周約2.1km(正確には約2,080m)の左回り一方通行ですが、この時間帯は走る人・歩く人・ベビーカーが同じ周回路に集まり、ペースを保つのが難しくなります。駐車場が飽和するのもだいたいこの時間です。
狙い目は平日午前と、休日の早朝
すいているのは平日の午前中。走る人の口コミでも「平日午前は人が少なくて走りやすい」という声が目立ちます。周回路を気持ちよく使いたいなら、ここ一択です。
休日しか行けないなら、7時〜9時の早朝が現実的な狙い目。駐車場も空いていて、周回路も比較的すいています。逆に夕方16時以降も人がはけるので、日没が遅い季節なら夕方スタートもありです。個人的には、朝に走って昼前に離脱する使い方がいちばんストレスがありません。
芝生でゆっくり過ごす予定なら、敷物はあったほうがいいです。園内の地面は乾いていても朝露や前日の雨が残っていることがあり、薄手のシートだと染みてきます。楽天市場でレジャーシートを探す
所要時間の目安
目的別に分けると、ジョギングで一周だけなら15分前後、3周して6kmで40〜50分。散歩がてら園内を一巡りするなら、写真を撮りながらで40分〜1時間。オリンピック記念塔や中央広場を見て、途中のカフェで休憩を挟むと1時間30分ほどです。
子連れでの滞在はもっと長くなります。児童公園で遊ばせて、サイクリングコースで自転車に乗って、お弁当を食べてとやっていると、半日は軽く溶けます。駐車場の12時間最大1,600円が効いてくるのはこのパターン。
トレーニングルームを使う場合は2時間単位で考え、着替えと移動を入れて合計3時間を見ておけば足ります。初めて行く人は、駅や駐車場から目的の施設までの徒歩時間(10〜15分)を所要時間に必ず足してください。ここを忘れると、だいたい予定が押します。
駒沢オリンピック公園観光の拠点におすすめのホテル2選
2024新OPEN!シティパール桜新町(用賀駅徒歩3分)
公園へのアクセスで選ぶなら、まずここ。用賀駅から徒歩約3分の民泊タイプの宿で、2024年オープンと新しいのが強みです。用賀駅は駒沢大学駅と同じ東急田園都市線上にあり、桜新町を挟んで二駅。電車なら数分、自転車や徒歩でも公園の西側まで向かえる距離感です。
用賀は首都高3号渋谷線の用賀ICが至近で、車で動く人にも都合がいいエリア。公園までは約3kmなので、朝一番に車を出して第一駐車場を押さえる、という動き方がしやすい立地です。渋谷・新宿・自由が丘へのアクセスも良く、駒沢公園だけでなく都内をまとめて回る拠点として使えます。
最安値の目安は5,700円前後。民泊タイプのため、駐車場の有無やチェックイン方法、アメニティの内容は物件ごとの条件次第です。予約ページで最新の設備情報を確認してください。楽天トラベルで空室・料金をチェックする
モデロ三軒茶屋(三軒茶屋駅徒歩5分)
食事や買い物も含めて楽しみたいなら、三軒茶屋のほうが向いています。モデロ三軒茶屋は三軒茶屋駅から徒歩5分。駒沢大学駅までは田園都市線で二駅、乗車4分ほどなので、朝の移動がとにかく速いです。
三軒茶屋の魅力は、夜に困らないこと。商店街に飲食店が密集していて、公園で走ったあとにビールと食事、という流れがそのまま成立します。首都高の三軒茶屋出入口から公園まで約2.5kmと、車でも近い。
最安値の目安は7,040円前後。アパートメントタイプの宿泊施設で、部屋番号が複数記載されていることからも分かるとおり、部屋ごとに間取りや設備が異なります。駐車場の有無は要確認事項なので、予約時にチェックを。楽天トラベルで空室・料金をチェックする
まとめ
駒沢オリンピック公園は、公園そのものが24時間無料で開いている、かなり使い勝手のいいスポットです。入園料も開園時間も気にしなくていい。気にすべきなのは、駐車場と、建物の中の施設の二つだけ。この切り分けさえ頭に入れておけば、当日迷うことはありません。
駐車場は4ヶ所で合計500台規模。料金はどこも普通車1時間400円、以降30分200円、12時間最大1,600円で共通です。違いは営業時間で、きりんさんパーキングだけが7時〜23時(最終入庫20時)、残る3ヶ所は24時間営業。夜まで滞在するなら第一駐車場や第二駐車場を選んでください。
休日に車で行くなら、10時より前に到着すること。これが最大のコツです。自由通りと駒沢通りは公式が渋滞に言及するほど混むので、可能なら駒沢大学駅から東急バス渋11・渋82を使うほうが精神衛生上はるかにいい。私のように外周を一周する羽目にならないためにも、ここは強くおすすめしておきます。
ひとつだけ確実に事前確認が必要なのが、運動施設の休館日です。毎月1〜3回、不定期に設定されていて規則性がありません。トレーニングルームやプールが目的なら、出発前に公式サイトの休館日カレンダーを開いてください。園内のジャブジャブ池の開放期間やイベントによる周回路の規制も、当日の運用で変わるため公式サイトで要確認です。
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